走る脱力系男子代表カズトラ

走るのこと以外、やる気なし・気力なしのカズトラのランニング日記です。

No.45 新国立でリレマラ

国立競技場リレーフェスティバルに参加してきました。

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自分目線だとドラマがいっぱいありました。

エバーグリーンスノーホワイトの競り合いをカズトラ目線でお楽しみください。

(記憶が曖昧なところがあり、情報が間違ってたらすいません。)

 

旧国立競技場では何回か走ったことがありましたが新国立競技場になってからは初めてだったのでワクワクでした。

 

種目は3時間リレーマラソン

コースは以下の通り。1周1.4km。

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今回は、はるやまさん周りの人達が集まり、35名で参加。

1チーム5人で7チーム。1500mの自己申告タイムを元に走力が同じになるようにチーム構成。

(プラスで竿円陣ズの6名も入れて41名8チーム)

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自分のチーム名は、スノーホワイト

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1走 カズトラ(自分) フルPB2:34

2走 まぁさん   フルPB2:32

3走 WAKAさん  フルPB2:39

4走 まなパパさん フルPB2:44

5走 さんたろさん フルPB2:48

 

フルのPBだけで見たらめっちゃ速そうなチーム笑。

今回は、まぁさんとさんたろさんが怪我気味で調子が良くないことを考慮されていたので、このメンバーに。

 

自分もGW後半から右膝に違和感が発生。

痛みは全く無かったのですがいつ爆発するかが怖くてスピード練習が出来てなかったです。

なので、そこまでガチる予定もなく1.4kmを8本のレペティショントレーニングのつもりでいました。

 

1走は各チームのエースが登場。

(自分で言っちゃっててすいません笑。)
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左から

ファイアーレッド   いつさん   フルPB2:34

ショッキングピンク  かiさん             フルPB2:33

ゴールデンイエロー  runrunさん      フルPB2:36

スノーホワイト    カズトラ(自分) フルPB2:34

ミッドナイトブラック しまくん   フルPB2:34

スカイブルー     みずさん   フルPB2:38

エバーグリーン    カミさん   フルPB2:33

 

いつさんかiさんしまくんはチーム墨田のメンバーなので1本目はバチバチの全力になりそうだなと感じていた。

 

がしかし、スタート地点に並ぶのに出遅れたため中盤くらいからスタートになってもうた。

他チームからこれはもう1周目はアップですね!!って声が聞こえてくる。

もう流れに任せるしかないと思い、スタート。

 

隙間を縫って前を追う。

すると、後ろから黄色シャツにぶち抜かれた。

かiさんである。

これは負けられないと思い、フルスロットルで着いていく。

中盤を過ぎると青シャツにぶち抜かれた。

いつさんである。

チーム墨田の負けられない三つ巴の戦いが始まった。もちろん全力である。

いつさんを先頭にかiさん自分の順で競技場に帰ってきた。

 

YouTubeより↓(かiさんより)

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スタート位置が中盤だったのにも関わらず10位前後で帰ってくる3人。

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同時に競技場に帰ってきたはずがいつさんがスパート。わずか100mの間にこれだけ差をつけられた。

 

結局、2番手争いは自分がギリギリ勝利。

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これが全てを出し切った瞬間である。あと7本もあるのに。

 

そんなこんなで2周目。

タスキを受け取ると20m先にゴールデンイエローrunrunさんが見える。全力で追う。

なかなか縮まらなかったが中盤を過ぎて追いつくことが出来た。

安心していると緑シャツにぶち抜かれた。

カミさんである。

 

後でYouTubeを確認したが、2周目はゴールデンイエローrunrunさんの後にエバーグリーンカミさんが通過していて、その後にスノーホワイト自分が通過。

 

最後のスパートでカミさんをぶち抜こうと思っていたのだが向こうのスパートが上だった。

ギリギリ負けた。ここから伝説の接戦が始まるとは誰も知らなかったのである、、、。

 

1周目も2周目もほぼ全力で行ったので、そろそろペースを落とそうと思っていた。

 

がしかし、5走目のさんたろさんkatsuさんがほぼ同時くらいで帰ってくる。

タスキの受け渡すゾーンがゼッケン番号の若いエバーグリーンが前で渡せるためカミさんに最初にタスキが渡る。

3周目のタスキを受けとる。20m前にカミさんが見える。またも全力で追う。

 

今回は速い段階で追いついたので、このままフルスロットルで逃げようと決意。

後ろは気にせず、全力で逃げた。これはリードしただろうと思っていた。

終盤、緑シャツにぶち抜かれる。スパート合戦の結果、負ける。ずっと後ろについてきてたみたい。

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この1mの差が埋まらない。

 

3周目も無事全力を出し、筋肉が悲鳴を上げる。

 

そして、4周目。

5走目のさんたろさんkatsuさんが同時に帰ってくる。

あれ?どっかで見た光景。

 

またも15mくらい前にいるカミさんを追う展開。

3周目のロングスパートしても引き離せなかったので

今回は追いついてから後ろに着かせてもらうことにした。

そして、『男性更衣室』の文字が見える!!

今だ!!不意打ちの全力スパート。かましてやったぜ。

競技場に入る頃には差が5mくらい開く。どうや!

次の瞬間、ぶち抜かれる。

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あれ?この1mの差。どっかで見たぞ?

やっぱりタイムリープしてる?笑

 

ここで、エバーグリーンスノーホワイトが2,3位争いをしてるとの情報が入ってくる。

負けられない戦いが始まった。エバーグリーンの心を折ろうと必死に走った。向こうも同じだ。誰一人手を緩められない状況。

 

結局この2チームは、2周目から最後まで同じ展開を繰り返すことになります。

 

流れ的には、

1走目では、カミさん自分より1mリードして帰ってくる。

2走目は、はるやまさんまぁさんがぶち抜いて少しリードして帰ってくる。

3走目は、Ka_Naさんとの差をWAKAさんが広げて帰ってくる。

4走目は、桐谷さんまなパパさんをぶち抜いて15mくらいのリードをする。

5走目は、katsuさんさんたろさんが追いついてほぼ同時で帰ってくる。

以下繰り返し。

 

結局、5周目6周目7周目8周目も同じ展開。全部全力。

自分カミさんとの勝負は互角すぎて差が広がらないことがわかってきたので、最低限同時に帰ってくることを意識した。結果、全部1m負ける。

 

そんなことでアンカー勝負になってしまった。

2時間50分を経過したらタスキ渡しが出来ないというルールを当日聞かされていて、アンカーは2周走れるものだと思っていた。

 

アンカーの桐谷さんWAKAさんが1周目を同時に帰ってくる。

(エバーグリーンは勝ちに来て3走目を桐谷さんに変更してきた。)

桐谷さんWAKAさんの順で1周目を終える。

そこで試合終了。あと5分残ってるのに。

まさかの2秒差決着。

 

2位 エバーグリーン

3位 スノーホワイト

 

最後はこんな形になってしまったが悔しさは全然なかった。

2周目から競り合っていて2秒差って、ほぼ同着でしょう。

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国立の表彰台に2チームが並ぶ。

優勝チームは若い男性10人で回していた。

自分達は5人。みんなめっちゃ頑張った。

 

他チームも健闘していて、男子の部では2位3位4位5位6位7位8位。混成の部で5位。

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nochiboさんより拝借。

 

想像の100倍楽しかったです。

 

自分は全力を出し過ぎて、フルマラソン走った後より疲労があります。

ふくらはぎ、ハム、内転筋が筋肉痛。腰も疲れがひどい。

特にハムはかなりひどく歩き方がぎこちなくなるほど。

近々試合も無いので120%の力を出したことは後悔してないし、そういう本気を出さざる終えないレース展開になってしまったからこそ記憶に残るレースになりました。

誰一人手を抜けない全力の3時間。それこそがエバーグリーンスノーホワイトの戦いである。

 

以上。

 

※はるやまさん取りまとめありがとうございました。

   次のチーム墨田練でスイーツプレゼントしないと。